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2012年7月29日 (日)

苦役列車

昨夜、爆生レッドカーペット(フジテレビ)に出ていた或るコンビのちっとも面白くないネタに観客と審査員が大笑いするのを見て、招かれざる客の心地がしたので、1分強でテレビを消した。その後、同番組でオードリーがナイツと一緒に漫才をやったという話を聞き、我慢して見続ければよかったと悔やむことになるのだが、本題はこの件ではない。



テレビを消し、五輪ピックはニュース番組か何かで結果だけチェックするとして、さて何をしようかとしばし考えた末、文藝春秋2011年3月号を引っ張り出した。

途中まで読んでそのままにしていた西村賢太作「苦役列車」を頭から読み直し、遅読の私には珍しいペースで読了した。

主人公の青年は予想よりもずっとだらしない奴だったが、現在の私は彼と大差ない。むしろ一部の面では、彼より堕落していると認めざるを得ない。

さて、この小説は映画化されたのだが、主人公の内面を映画で表現するのは至難の業だっただろう。なぜなら彼の感情や思考は圧倒的にセリフや動作以外の文章で説明されているからである。私が脚本家だったらナレーションかモノローグを多用して駄作にしてしまうのがオチだが、映画「苦役列車」がこの課題をどう乗り越えたのか、それとも乗り越えられなかったのか、映画を観ていない私には分からない。

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