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2011年12月 7日 (水)

改めて“風評被害”を考える。

風評被害というのは、例えば豪雨災害があった地域に近い観光地は無事だったにもかかわらず、「あそこも被災しているだろうから行かない」、「今行けば復旧の邪魔になるから行かない」と誤解されたり、過剰に遠慮されることを指すと定義してよかろう。

では、原発事故による農畜産物等の食料の風評被害はどうか?安全なのに買ってもらえない、食べてもらえない状況と言っていいだろう。

福島第一原発事故から間もない頃の私は「専門家が安全だと言っているのに」と憤っていた(4月9日のブログにも「許せない!・・・風評被害は人災である」と書いている)。しかし、インターネット、テレビ、新聞を通じて日々さまざまな意見に接するうちに、変化が起きた。

基準値に絶対的な信頼を置けるなら、「基準値以下なのに買わないなんてひどい」と批判できる。しかし、基準値に疑問や不安がある場合、避ける人がいても止むを得ないし、責められない。原発事故の風評被害の境界線はあいまいだったのだ。

新たに乳幼児向けの基準値が決まることになっているが、これについても、全て(それが無理なら8割、9割以上)の乳幼児の親たちが「この数値は妥当だ」と納得できない限り、さして意味の無いものになってしまう。

今は皆がそれぞれの基準値を持っている。ゼロ以外は手に取らない人がいれば、基準値ギリギリでもオーバーしていなければ大丈夫と考える人もいる。

完璧な基準値を定められない以上、生産者・販売者が徹底した検査と結果表示を行い、「あなたの基準をクリアしているなら買ってください」と訴えていくしかない。

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