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2010年9月 5日 (日)

ザ・コーヴ

大抵の動物保護運動は「可哀想」という感情から始まるものだと思う(他の運動も多くはそうだろう)。しかし、単なる感情論では批判や反論に太刀打ちできないから、事実や将来発生しそうな現象を掲げて武装することになる。


映画「ザ・コーヴ」の理屈は、イルカの体内には多量の水銀が溜まっているから食べちゃいけない、だからイルカを食べるための漁なんて止しなさいというものである。


だが、水銀の件は数人の発言と水俣病患者らの映像を流しただけで、裏付けとなるデータは示されず、イルカ肉を食べている人々の健康状態や、そもそもイルカは水銀のせいで病気にならないのかという点にも触れていない。


イルカ漁を盗撮する技術の自慢と、盗撮への執念をアピールすることには力を入れていたが、肝心なところに突っ込んでいないから説得力が無い。


また、イルカは人間よりも賢いと強調していたが、それは人間ほど賢くなさそうな豚や牛の肉はたらふく食べてもいいんだよと言っているように聞こえなくもない。


「ザ・コーヴ」は独りよがりで稚拙な、とても「作品」とは呼び難い代物だった。

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