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2010年7月 7日 (水)

「ロケみつ」の「西日本横断ブログ旅」をまとめてみる。

今一番好きなテレビ番組のコーナーは、「ロケみつ」(毎日放送)の「目指せ!鹿児島 西日本横断ブログ旅」である。


桜 稲垣早希(芸人)が中国地方と沖縄を除く九州地方各県にある通過ポイントをクリアしながら旅する企画で、旅の資金は番組ホームページ内のブログへのコメント数とサイコロの出目によって決まる。
(西日本と銘打っているのに四国に行かないのは、前に四国一周の旅を行ったため。)


私は番組とブログを見つつ、途中からではあるが旅の経過をまとめることにした。飽きるまで続けてみようと思う。


***** ***** *****

※放送日は毎日放送(大阪)のものです。


2010年6月までの放送

 兵庫県(有馬温泉)をスタートし、岡山県、鳥取県、島根県をクリアした後の広島県でサイコロの1を2回連続で出してしまった。このままだとスタート地点に戻らなければならないため、1回だけサイコロの振り直しができるフルカードを使うも、また1が出てしまい、兵庫県に戻った。
 各県の通過ポイントは2箇所設定されているが、再出発にあたり、一度クリアした3県の通過ポイントは計6箇所から3箇所(岡山2箇所+鳥取1箇所)に減らされた。
 その後、2度目の岡山県で新たに決められた通過ポイントを2つクリアした。


7月1日深夜の放送
5月26日
 岡山県2つ目の通過ポイント「蒜山高原」をクリアした後、「休暇村 蒜山高原」を訪ね、フロントの男性に鳥取県行きのバス時刻を問い合わせたところ、次のバスは翌朝8時過ぎと判明。
 休暇村に泊まろうと料金を聞けば、所持金9666円を上回る9800円(1泊2食)。しかし、番組視聴者でもあるこの男性が上司に相談し、9000円に値引きしてくれた。
 しゃぶしゃぶ、チョコレートフォンデュ等、豪華な夕食に舌鼓を打つ。

5月27日
 午前8時、スタッフは休暇村の前で稲垣が出てくるのを待つが、一向に現れない。50分後、ようやく出てくる。教えてもらったバス時刻をいつの間にか忘れ、通常の集合時刻である9時に合わせて、起床、準備していたのだった。
 朝9時締め切りのブログコメント数は12349件。サイコロを振って2か3が出れば、その0.1倍(円)、4か5が出れば1倍(円)、6が出れば10倍(円)の資金を獲得できる。
 ところが、サイコロの出目は1=所持金全額没収。
 次のサイコロタイム(午後3時)を待つ選択肢もあるが、一刻も早く鳥取県に入るべく、ヒッチハイクすることに。
 早速スケッチブックに行先を書こうとして迷う。とりとる?とるとり?
 結果、間違えて「取鳥」と書いてしまう(しかも鳥の字の四角の中の横棒が1本多い)。
 書き直してヒッチハイク開始。


7月8日深夜の放送
5月27日
 交通量の多い国道へ移動しながらのヒッチハイク。冷たい雨に打たれ、鼻をすすり、行き交う全ての車に“鳥取方面へ”と書いた紙を見せながら「とっとり~」と声を出す。
 開始から45分が経過。数十メートル先に1台停まるのを見、駆け寄る。それまで50台以上が通り過ぎ、やっと初めて停まった車。ところが、行先は岡山方面。しかも通話のための停車だったようだ。
 開始から2時間半。もう100台以上見送っている。口数が減り、車に紙を見せる気力も失った時、楽しげな音楽が聞こえてきた。遊園地(蒜山高原センター・ジョイフルパーク)。トイレ休憩のため、遊園地に寄る。
 そこで若い女性にサインを頼まれる。思い切って女性に行先を尋ねると、何と鳥取県米子市。だが、彼女は観光バスで来ていた旅行会社の添乗員だった。
 しばらくして、今度は若い男性に「テレビに出ている方ですか?」と声をかけられる。男性の行先も鳥取県だったが、仕事中で乗せてあげられないとのこと。
 三度目の正直ならず、道路に戻って歩いていると、「早希ちゃ~ん」と呼ぶ声がする。振り向くと、車が停まっている。ドライバーの若い男性(先ほどの男性ではない)が鳥取県倉吉市まで送ってくれることに。
 実は、この男性・K君(番組ではフルネームで紹介された)は偶然通りかかったのではなかった。「ロケみつ」をよく観ており、それを知っている友人から「あの人(稲垣)がおったよ」と連絡を受け、わざわざ探しに出てきてくれたのだという。
 県境を越え、道の駅に停めた車内で、次の通過ポイントが発表された。西日本地図のボードのシールを剥がすと、「大山寺圓流院」の文字。
 稲垣「『おおやまじいんりゅういん』かな?ちょっと分かんないけど。(K君に)知ってます?」
 K君「それ、多分、『おおやま』じゃなくて『だいせん』だと思います」
 番組ディレクター「気を遣いながら言ってくれましたよ(苦笑)」
 午後2時30分、倉吉駅前到着。K君のリクエスト「エヴァンゲリオンのアスカの声真似」をしてK君と別れる。
 午後3時、サイコロタイム。午前9時に続き1を出した場合、振り直しできるフルカードを使ってしまった今、即スタート地点に戻らねばならない。
 結果は6。ブログコメント数が6709件だったので、67090円を獲得。「やったー!やりました!」と大はしゃぎ。うれしさあまって、“六のダンス”を披露。
 しかし、この時既に驚愕のシナリオが動き出していた・・・。

※次の通過ポイントの正しい読みは『だいせんじ えんりゅういん』である。


7月15日深夜の放送
 
「上海スペシャル」放送のため、「西日本横断ブログ旅」はお休み。


7月22日深夜の放送
5月27日・6月15日(17日目)
 JR米子駅まで特急で移動し、米子駅発大山寺行きのバスに乗車。
 午後5時44分、濃霧立ちこめる大山寺バス停に到着。その前にある大山情報館を訪ね、圓流院までは徒歩で約20分と教わる。
 登山客目当ての民宿・旅館が軒を連ねる参道を抜け、霧が晴れた一瞬には遠く雲海を望む。
 圓流院に着くと「笑顔が素敵な(by稲垣)」僧侶が迎えてくれた。御本尊に無事到着できたお礼の挨拶をし、早くゴールできますようにとお祈りし、それから僧侶に言われるまま後ろに下がり、吹き抜けの天井を見上げると、そこには108枚の妖怪の絵(水木しげる画)がはめ込まれていた。
 床の上で仰向けになって天井画を眺め、2階に上がって間近に鑑賞する。
 「綺麗ですねえ。こんなお寺初めて。(僧侶に)こんなテンション上がったん、私初めてです、お寺で」
 かくして鳥取県の通過ポイント「大山寺圓流院」をクリア。
 稲垣「NOトラブル,GO広島です」
 番組ディレクター「何ですか、それ」
 時刻は7時前。米子経由で今日中に次のポイントがある広島県に入れるかもしれない。霧の中、来た道を歩き、バス停に戻ったが、米子駅行最終便は1時間ほど前に出てしまっていた。今夜はこの近くに泊まるしかない。
 ところが、参道沿いの宿はどこも消灯している。呼びかけても応答が無い。35分以上の空振りの末、遂に明かりが点いている旅館に辿り着いた。「お願い、やってて。お願いします」と手を合わせつつ玄関に向かい、ドアを開け呼びかけると、初めて返事があった。出て来た女将が「食事無しでよければ、いいです(泊まっていただけます)よ」。女将によると、雨天で登山客が少なく、通常この時間は営業している旅館も早々に閉めたようだ。
 幸運にも宿が見つかり、和室でほっとしているところに、稲垣が昼から何も食べていないことを聞いた女将が、翌日の団体客用に準備していたカレーライスと鳥取県産メロンを特別に持ってきてくれた。感謝しながら夕食。

6月16日(18日目)
 女将から大山そばが入った箱を頂き、「とやま旅館」を後にする。
 午前8時53分、ディレクターに「お土産でも買っていきます?」と勧められ、訝しみながら土産物店に入る。何を買おうかと悩んでいる最中、ふと振り返り、ある物を目にする。「えっ?」と思わず二度見。
 『FURUカード緊急入荷!!
 旅のお供に是非どうぞ♪
 本当に振り直しできるんです!
 次回入荷未定
 特価57,400円

  (金額のみ手書き)
 稲垣「これ私しか買わんでしょ!緊急入荷も何も!」
 ディレクター「僕もこんなに山積みされてるの初めて見ましたね」
 稲垣「57,400円って、今私が持ってる所持金じゃないですか!」(所持金は57,485円)
 ディレクター「ギリギリ買えるんちゃいます?もしかして」
 稲垣「お店の方、目も合わしてくれないじゃないですか。(カウンターの内側にいる女性店員に)すいません。フルカード売ってるんですか?」
 店員「(稲垣の前に来て)はい。ごく短い期間だけなんですけどね」
 ディレクター「入荷されたんは、これ・・・」
 店員「こういったの初めて」
 大笑いし、その場に崩れ落ちる稲垣。「何や、この茶番は・・・」
 9時のサイコロタイムで1を出さない限り、広島までの交通費を余裕で支払える金がある。だが、ここでフルカードを買っておけば、今後2回連続で1を出しても2回目を振り直すことができる。またスタート地点に戻される可能性が低くなるのだ。
 本物の店員(名演技!)を巻き込んでの茶番劇(?)の結末や、いかに。


7月29日深夜の放送
6月16日(18日目)
 稲垣「買います」
 番組スタッフ「お買い上げ?」
 稲垣「買いますよ。そりゃあ、喉から手が出るほど欲しいわ、こんなもん!」
 迷った挙句、フルカードを購入。
 店員「ありがとうございます」
 稲垣「こちらこそ。すいません。ありがとうございました」
 そして、午前9時のサイコロタイム。ブログには11573件のコメントが寄せられていた。
 スタッフ「早希ちゃんは高度が高い所で(サイコロを)振ると、1と2が出やすいんですよね」
 稲垣「海の前でも、山の上でも、ずーーーっと1か2を出しています」(※下線部は都はるみばりにうなっていた。)
 6が出たとイメージして振った結果は、1。所持金85円を没収されたが、その前にフルカードを買えたことは不幸中の幸いだった。
 10時30分、天候は一変、照り上がっている。スケッチブックに赤い太字で“広島へ”と書き、ヒッチハイクを開始した。早速、歩いていた親子連れ(ロケみつ視聴者でもある)に車通りが多い場所を尋ね、勧められた「大山まきば みるくの里」を目指し、山道を行く。
 数台しか通らぬ車にスケッチブックを見せても停まってくれず、さきほどの親子連れの車も追い抜いて行った。こうして約50分歩いたところで、停まっている赤い車を発見。三度(みたび)登場のSさん一家である。みるくの里まで送ってあげようとわざわざ戻ってきてくれたのだった。
 11時30分、みるくの里の駐車場でSさん一家と別れる。緑に染まった大山に見とれる。
 それから屋外のベンチで休んでいたが、カツラの中が蒸れるほどの暑さに、このままここにいてはいけないと立ち上がり、次に車に乗せてくれる人を探し始めた時、ワイシャツにネクタイ、スラックスの男性に「ソフトクリーム食べていかれませんか?」と声をかけられた。みるくの里で働くこの男性もまた、番組視聴者だった。
 稲垣「私、今からね、広島まで行かないとダメなんですよ」
 男性「ちょっとの間なんで、寄ってください。お願いします」
 稲垣「(番組スタッフに)私、ソフトクリーム食べてきます」
 スタッフ「ちょっ、早希ちゃん」
 稲垣「さようなら~」
 スタッフ「さっきまでぐったりしてたのが、急に笑顔じゃないですか」
 売店に入り、名物の大山牛乳ソフトクリームを一口。「おお、美味しい。めっちゃ美味しい。めっちゃ濃厚。」
 従業員の皆さんの「(ブログに)コメントします」、「頑張って」と励ます言葉に送られて売店を出、牧場の柵に腰かけて、景色を見ながらソフトクリームを完食。「こんないいトコやとは思いませんでした」
 その後、駐車場に戻り、数人のドライバーに声をかけるも、方向が違ったり、断られたり。



8月5日深夜の放送

6月16日(18日目)
 目の前を人が通れば手当たり次第に声をかけたが、広島方面に行く人は無し。疲労と諦めで、そのうち声かけをやめてしまう。時刻は午後1時30分を過ぎた。
 要求のハードルが高いのか?行先を(近くて人通りの多い)米子に変更したほうがいいのかと考え始めた時、女性2人組の姿が目に入った。
 前を歩いていた女性・Mさん(ロケみつをたまに見ている)に行先を尋ねると、境港と答えた。米子駅経由にし、乗せてもらえないかと必死に説得し、OKの返事をもらう。
 2時10分、米子駅到着。Mさんと別れ、駅前の通りでヒッチハイクを再開。
 車内から手を振ってくれる人がいたと思ったら、その車が停まった。駆け寄ると、運転席の女性が車外に出てきた。
 女性「広島でも、どことかあります?」
 稲垣「尾道」
 女性「(助手席の男性(夫?)に)冒険してみる?広島まで。3時間ぐらいやんな?」
 暇だから広島まで送ると事も無げに言う女性に、番組スタッフも「広島ですよ!?」と驚く中、250kmのドライブが始まった。
 この女性・Hさんは、ロケみつの大ファンだった。
 Hさん「やっぱりね、深夜にああいう楽しい番組をしていただけるとね、本当に」
 稲垣「そうですか。楽しいですか。わあ、うれしい」
 Hさん「はい。もう、あのサイコロのインチキくさ・・・」
 稲垣「え?何て?」
 Hさん「いえいえ、何でもないです。はい」
 稲垣「サイコロの何て言いました?」
 Hさん「あの、インチキ臭さ(笑)」
 稲垣「ハハハハ」
 Hさん「(それが)無かったらね、一番いいかなと思いますけど」
 スタッフ「インチキしてないですよ」
 5時40分、尾道駅到着。Hさんと別れ、少し遅いサイコロタイム。
 ブログへのコメントが6686件。サイコロの出目は、6。
 66,860円を獲得し、まず向かったのは中華そばの「つたふじ本店」。生卵入りの中華そば(大盛)をいただく。
 稲垣「“背脂が、あ~脂っこいわあ。こんなん食べれるかしら。私、サッパリが口に合うからどうかしら?”って思うでしょ。でも、つるつるって食べたら、“あっ、不思議。スープがあっさりだから、背脂がすごくいい感じにコクが出てるわ!”ってなる」
 スタッフ「コント仕立て、要らないのに」
 稲垣「今、芦屋のセレブが食べた時を再現しました」
 スタッフ「(冷たく)そうやったんか。面白いよ」
 近くのホテルに宿泊し、翌日はいよいよ次の通過ポイント「しまなみ海道」のサイクリングに挑む。


8月12日深夜の放送
6月17日・6月30日(19日目)
 しまなみ海道サイクリング1日目 


8月19日深夜の放送
6月17日・6月30日(19日目)
 しまなみ海道サイクリング1日目

7月1日・7月7日(20日目)
 しまなみ海道サイクリング2日目


8月26日深夜の放送
7月1日・7月7日(20日目)
 しまなみ海道サイクリング2日目

7月27日(21日目)
 広島市内に戻る。


9月2日深夜の放送

 「広島⇔パリ最大戦速ブログ旅」放送のため、「西日本横断ブログ旅」はお休み。


9月9日深夜の放送
8月10日(21日目)
 広島県2つ目の通過ポイント発表。宮島入り。


9月16日深夜の放送
8月10日(21日目)
 宮島泊。

8月11日(21日目)
 通過ポイントクリア。


9月23日深夜の放送
8月11日・9月8日(22日目)
 広島県の通過ポイントをクリアし、すぐに山口県へ向かうと思いきや、「広島焼きをね、山口に行く前に食べたいと思うんですよ」。
 「広島風お好み焼き くらわんか」にて、かきそば入りくらわんか焼を味わう。「何遍も食べたくなる味です。牡蠣は食べなダメですね」。
 30分後、フェリーで宮島を出発。フェリーを降りると、JRで宮島口駅から岩国駅へ移動。
 午後2時、岩国駅前。生まれて初めて山口の地に立つ。
 スタッフ「思ってたより都会ですか?」
 稲垣「山口県っていうのは“山”なイメージがあったんで」
 スタッフ「何でですか?」
 稲垣「マウント・クチですから、山口はね。フフフフ」
 山口県1つ目の通過ポイントの写真パネルを渡され、「鍾乳洞?洞窟ですよね?」。地元の人たちに聞き込みをし、「秋吉台の秋芳洞」と教わる。
 そして、3時のサイコロタイム。6が出て、ブログコメント数の10倍の52,150円を獲得。所持金は109,369円になった。
 それからまた列車に乗り、秋吉台行きのバスが出る新山口駅で下車したのが5時45分。今日はもう秋芳洞に入れそうにないので、宿探しを始める。駅の案内係によると、秋吉台に近い旅館は湯田温泉にあり、そこからでもバスで秋吉台へ行けるとのこと。
 6時30分、湯田温泉駅に到着。近くの旅館案内所で、名物女将が女将劇場を上演するという「西の雅 常盤旅館」を紹介される。
 露天風呂付きの広い部屋に感激する稲垣。
 太鼓演奏、踊り、水芸と、暴走が止まらない女将劇場に言葉を失う稲垣。
 伊勢海老の刺身、あわびのバター蒸しなど、「めっちゃ豪華」な夕食を堪能する稲垣。
 最後に、なみなみと湯を張った緑色の円形浴槽(露天風呂)に入ってくる誰かの脚・・・。


9月30日深夜の放送
 
鳥取県の投入堂編の再放送


10月7日深夜の放送
9月8日(22日目)
 旅館にて。

9月9日(23日目)
 所持金没収。ヒッチハイクで山口県1つ目の通過ポイントへ。


10月14日深夜の放送
9月9日・9月21日(23日目)
 秋芳洞(山口県1つ目の通過ポイント)の前まで来たものの、午前9時のサイコロタイムで1を出し、所持金を没収された身である。当然、観覧料(大人1200円)を支払えない。
 次のサイコロタイムで資金を獲得するまでの間に無料の観光スポットに寄り、その模様をブログにアップしようと決め、観覧券発売所の女性係員に相談したところ、すぐそこの150段の階段を上がり、さらに2kmほど進んだ先にある秋吉台展望台を紹介された。
 急な階段を見上げ「ちょっとやめます?」と怯んだが、気を取り直し、「ブログのためならエンヤコ~ラ~」と言って上っていく。
 階段の次は上り坂。気温32度。途中、楽になるかと後ろ向きに歩き、スタッフにそんなことをするのは小学生の遠足までだと馬鹿にされ、10分後には座り込んでしばし休憩する。
 ヘトヘトの状態で展望台に辿り着いたが、360度の大パノラマに笑みがこぼれる。「岩が下からニョキニョキって生えてるみたいですね。日本じゃないみたい」。
 ここで午後3時のサイコロタイムが訪れた。ブログへのコメント数は5083件。「4、5、6を出すぞ!おー!」と威勢よく振ったサイコロの出目は、1。
 稲垣「あ~、ちょっと待って。あ~ちょっと!も~う!うわあ」
 スタッフ「2回連続で1が出ましたので、(スタート地の)有馬温泉にもど・・・」
 稲垣「あー、ちょちょちょちょ、ちょっと待って。ちょっと待って」
 「待てません」と言うスタッフに急かされるようにリュックサックからある物を取り出す。
 「何ですか?この(「その」の誤り)お土産袋は」と、スタッフ。慌てて包装紙を破る稲垣。
 鳥取県の大山寺で購入したフルカードである。フルカードで今の“1”を帳消しにして、改めてサイコロタイムに臨む。
 手を合わせ、「お願いします。大丈夫、大丈夫。3回連続(1が出ること)は無い。6が出る」と囁く稲垣。
 スタッフ「どんな気分ですか?今」
 稲垣「もう、1以外を願うしかないですね。振り出しに戻らなかったらもういいです」
 頑張ってテンションを上げて振ったサイコロがどんぶりばちの中で回転し、・・・。


10月21日深夜の放送
9月9日・9月21日(23日目)
 運命の出目は4。「耐えた、耐えた。あー、よかった。あー、もうイヤや」。
 ベンチの背もたれに体を預けぐったり。「帰って寝たいです」。
 5,083円の資金から秋芳洞観覧料などを差し引くと今夜のホテル利用は無理だ。宿探しに不安を感じつつ、展望台を出発。
 午後4時30分、秋芳洞に入る。「めっちゃ寒いです。18℃ぐらい。クーラーの18℃ぐらいやわ、これ」。(実際は17℃)
 途中、『小さな勇気で大きな感動!!!! 秋芳洞冒険コース(入口)』と書かれた看板が目に留まる。スタッフの強い勧め(命令?)に従い、スカートの下にジャージを穿いて岩場を登っていく。
 冒険コースから元のコースに戻り、目標の黄金柱(こがねばしら)の前に立ち、山口県1つ目の通過ポイント「秋吉台秋芳洞」をクリア。
 秋芳洞を出て、5時30分、次の通過ポイントがクイズ形式で発表された。
 『山口県北部にある2000年11月に開通した無料で通行できる離島架橋としては日本で2番目の長さを誇るその橋の名前は?
 山口県の知識がフグしかないと言う稲垣は答を人に聞くしかないのだが、聞き込みをしようにも周りに人がいない。
 それよりも急ぐのが、泊めてくれる人を探すことである。北にあって人通りの多そうな街へ出ることにした。
 バスに乗り、午後8時、長門市駅前で下車。ところが駅にも人(乗降客)がいない。
 15分後、3人の男子高校生が現れるも、稲垣のすぐ後ろを素通りしていく。番組放送圏外の現実を改めて思い知らされる。
 駅を離れ、1時間歩いても、人通りの多い場所に辿り着けない。そこで、走行中の車に声をかけ、停まってくれた車に近寄って交渉を始めたが、「(テレビに映るのは)嫌です」と断られる。その後、通行人のグループに会い、必死に窮状を訴えたが、男性「朝まで平和に過ごせると思いますけどね。長門市駅前だったら」、女性「ちょうど気候もいいし。治安はいいし。(泊めるのは)嫌です」と、笑いながら拒否され、野宿を勧められる。
 10時を過ぎ、弁当か何かで空腹を満たそうと、別の通行人から聞いた24時間営業のスーパーへ向かっていると、「関西のテレビの人ですか?」と声をかけられた。この男性は番組のことをよく知らないが、滋賀県在住の友人から「コスプレをした女の子を見かけたら助けてあげて」と頼まれていたという。そして、事情を知るや、携帯電話を取り出し、自宅や知人らに稲垣を泊められないかと当たってくれた。それは11時過ぎまで続いた。


10月28日深夜の放送
9月21日(23日目)・9月22日(24日目)
 Kさんは自宅にいる奥さんに相談したが、すぐに結論を出せず、知人にも電話をかけた。その結果、一人の女性が「いいよ」と言ってくれた。
 女性が来るまでの間、Kさん行きつけの居酒屋(店名は紹介されず)で、トンカツ入りちゃんぽんをKさんと一緒に食べる。
 稲垣「今日、お世話になったんで、ここは私に払わせてください」
 Kさん「いけん、いけん、いけん、いけん」
 結局、稲垣が2人分の代金を支払い、Kさんはその代わりにセブンイレブンでプリンやおでんを買い、稲垣に持たせたのだった。
 その後、泊めてくれるAさんと対面し、Kさんと別れる。
 午前0時過ぎ、一人暮らしの部屋に入った稲垣。
 スタッフ「何ソワソワしてるんですか?」
 稲垣「いや、女性の匂いがすると思って。この家」
 Aさん「お香を今焚いたから」
 稲垣「あ、そうなんですか」
 Aさん「そうそう。だからちょっとお香くさいでしょ」
 稲垣「あー、いい香り」
 Aさんはおでんを、稲垣はプリンを食べながら語り合った。

9月22日(24日目)
 Aさんはおかずが7皿という豪華な朝食を出してくれた。
 Aさん「(ご飯が)やわいの大丈夫?やわらかいの」
 稲垣「うん、美味しい。やわいほうが好きです」
 長門市駅まで車で送ってくれたAさんに、稲垣は島根で買っていたしじみカレーと目玉のおやじ入浴剤を贈った。
 所持金783円で迎えた朝のサイコロタイム。出目は3。
 スタッフ「そんだけねー、朝から顔が丸かったら3も出ますよ、早希ちゃん」
 稲垣「顔が丸いのはしょうがないでしょ。それとこれとは関係ないわ!」
 スタッフ「いつ言おうかと思ってたんですけどね、顔が丸いですね、今日」
 稲垣「フフッ。そんなん関・・・。顔がパンパンですけど、(語気を強め)それとこれとは関係ないわっ!!」
 ブログコメント数9123件×0.1≒912円を受け取ると、昨日のクイズの答を求めて、地元の人たちへの聞き込みを行う。
 そして、誰もが口にした橋の名を答え、見事正解。「角島(つのしま)大橋」が次の通過ポイントだ。みどりの窓口の駅員によると、特牛(こっとい)駅からバスで20分ぐらいで行けるという。
 早速列車に乗り、午後12時29分、特牛駅に到着。山あいの静かな駅。おばあさんがひとり、線路をまたいで山道に入って行く。
 あまりにのどかな風景に感じた不安は、数時間後的中する・・・・・。


11月4日深夜はロケみつの放送無し。特番の影響か?


11月11日深夜の放送
9月22日・10月6日(24日目)
 所持金1,125円
 午後2時19分、角島行きのバスに乗る。
 【支出】バス代 290円
 「海水浴場」バス停から少し歩いた先にエメラルドグリーンの海が広がり、その上に長い橋が架かっていた。山口県2つ目の通過ポイント「角島大橋」クリア。
 2時50分、大橋食堂(下関市豊北町)に入る。
 【支出】玉子うどん 400円、うに入りむすび 150円、さざえ入りむすび 150円
 昼のサイコロタイムの出目は3。今夜は民家に泊めてもらうしかない。
 【収入】サイコロタイム 491円(ブログコメント数4914件)
 列車代を残しておくため、徒歩で特牛駅を目指す。途中、1台の車から「早希ちゃん頑張って」と声がかかる。岡山と広島から来た番組視聴者だった。乗せてもらいたかったが、満席では無理だ。


11月18日深夜の放送
10月6日(24日目)
 所持金626円
 日が沈み、暗闇に包まれる。2時間歩いても辿り着けず、疲れて座り込んでいると、闇の向こうに列車の灯が見えた。「あれ駅?・・・あれ駅やわ」
 午後7時30分、特牛駅着。しかし、下関へ行くには金が足りない。駅前で切符販売や清掃を受託している女性に周辺の駅について尋ね、川棚温泉駅ならここより人がいるだろうと言われる。
 鹿と猪に衝突したため遅れて入ってきた列車に乗り、午後9時40分、川棚温泉駅着。
 スーパーの前で民泊の交渉相手を探していたところを警備員に「何の勧誘なの?ここでせんといてな」と注意され、その後宿探しに協力してくれた2人が帰りの列車とともに去り、諦めかけていたが、11時過ぎに到着した列車から降りてきた大学生Y君が何人もの知り合いに当たってくれた結果、G君の家に泊まることができた。

10月7日(25日目)
 朝食をいただき、G君宅を出発。間もなく、朝のサイコロタイムを迎える。


11月25日深夜の放送
10月7日・10月20日(25日目)
 所持金106円
 【支出】朝のサイコロの出目1で全額没収(ブログコメント数9483件)
 運気の上がるパワースポットへ行こうと、川棚温泉駅前で客待ちをしているタクシー運転手に情報を求める。
 昨夜11時頃に稲垣がここ(駅前)を出た後、数人の追っかけが来たと話す運転手が教えてくれたのは、日本一のクスの木があるという「川棚のクスの森」だった。
 そこに行く途中、クスの森を守る会の会長にばったり出会う。クスの森は1本の木が森のように枝葉を広げていることから、その名が付いたという。
 「クスの森 若宮神社」に寄って手を合わせた後、クスの森に到着。巨大な枝は添え木で支えられ、その先が地面に触れているものもある。「ここが通過ポイントでもいいぐらいですね」
 クスの森にも手を合わせ、次のサイコロタイムで1が出ないよう祈る。
 【収入】昼のサイコロタイム 5,003円(ブログコメント数5003件、出目4)


12月2日深夜の放送
10月7日・10月20日(25日目)
 所持金5,003円
 川棚温泉駅に向かう途中、女性ファンに声をかけられ上機嫌になる。
 【支出】JR川棚温泉~下関 400円
 午後6時、下関駅着。
 【支出】ホテルヴィアイン下関宿泊料 4,000円
 ホテルの客室で夕食をとる。
 【支出】テイクアウトのねぎ玉牛丼(すき家と思われる)、味噌汁等 550円

10月21日(26日目)
 朝のサイコロタイムで4か5を出して、ちょっとしたふぐ料理を食べたいと話す稲垣だったが・・・。
 【収入】朝のサイコロタイム 911円(ブログコメント数9114件、出目2)
 しかし、「(ふぐを食べぬまま)下関出たら、もう一生ふぐ食べれません」とまで言い切る稲垣は、地元の人に1000円以内(所持金964円)でふぐを食べられる店を知りませんかと尋ね、教わった「唐戸市場」へ行く。
 だが、市場のふぐ刺しも併設レストランのふぐ料理も全て1000円以上。「無理ですから行きましょう」とディレクターに促され、しぶしぶ市場を後にする稲垣の目に写真入りの大きな垂れ幕が飛び込んできた。
 「ありました。やった!思ってたやつです、コレ」
 【支出】「ふくの河久(かわく)」のふぐ刺しぶっかけ丼 880円
 「やっぱ下関じゃないと、ねえ、あり得なかったですよねえ。こんなふぐを食べれるなんて、信じられへんもんな」

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