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2009年7月 3日 (金)

白い紙

イラン出身のシリン・ネザマフィさんが日本語で書いた小説で文學界新人賞を受賞したという記事が目に留まり、写真を見たらなかなかの別嬪さんで一層興味を引かれ、彼女の努力の成果を確かめるべく、受賞作「白い紙」所収の文學界六月号を5月下旬に買ったのだが、途中まで読んで休憩に入ったらいろいろあって休憩が長くなってしまったところに、「白い紙」が芥川賞候補に入ったとのニュースが出て、それをきっかけに残りを昨日一気に読んだ。



内容はイラキ(イラク)と戦争をしていた当時のイランの少女の恋の話だが、私の好みの問題か、それとも他の理由によるのか、あまり心を揺さぶられなかった。それに文法の誤りが目立ち、また、どう考えてもこの作品の色調にはそぐわない浮薄な表現を不用意に使っている箇所もあって、幾度となく赤ペンで添削したい衝動に駆られた。



一方で、イランに行ったことがなければ(イランについての)知識も皆無に等しい私の目にも光景を映し出す描写力は大したものである。



芥川賞選考委員が、この描写力が欠点を補って余りあると評価するか否か、注目の選考会は15日に開かれる。


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