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2007年6月30日 (土)

NHKスペシャル 30代の“うつ”

30代のうつ病患者が増えているという。

NHKが患者や企業を追跡取材した番組を、同じ30代として興味深く見た。

患者数が増える原因はいろいろあると思うが、働き方の変化が大きく影響していることは断言できよう。

昔は皆で助け合って仕事を進める気風があったが、今は効率化の名の下に業務が細分化され、自分に割り振られたことだけをこなすという個人主義が主流となっている。

例えば、同僚が休んだ日に「あの件はどうなっているのか?」と尋ねられ、「それは(休んだ)○○さんじゃないと分からない」と戸惑った経験のある人は少なくないのではないか。

「言われたことだけやっていればいいんだから楽じゃないか」と歓迎する人もいるかもしれないが、それは仕事を全て片付けられる場合であって、期限内に片付けられなければ、その人ひとりが責められることとなる。

ちゃらんぽらんな人ならば責められたところでそんなに落ち込まないだろうが、真面目な人は量的・質的に厳しい仕事であっても「自分の能力が低いからこうなったのだ」と悩む。

番組では、再就職がかかった面接でうつ病の治療中であると打ち明けたために不採用になった事例が紹介された。

もし私が人事担当者だったら、会社に相当の体力(余裕)が無い限り、いつ休職するかもしれない人を採用することを躊躇してしまうだろう。

再就職が難しい以上、現在在職している人をうつ病にさせない、うつ病になった人がいれば早期に気兼ねなく治療させ、パート勤務などでもいいから復帰させる態勢を整える一層の努力(組織や業務の見直しも当然に含まれる)がそれぞれの職場に求められる。

私は仕事ができなかったが、にもかかわらず、辞めなければうつ病になっていたかもしれないと思うことがある。この問題にはこれからも注目していきたい。

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